ハラブとは、シリアの商業都市
“アレッポ”のアラビア語名です。
良質なオリ-ブオイルの産地であるハラブは、
その豊富な原料(オリーブオイル)を使用し2000年前からオリ-ブ石鹸を造り始めました。
伝統的な釜焚き製法により造られたオリ-ブ石鹸「ハラブ」は、
シリアのオリ-ブ石鹸の中で、もっともオ-ソドクスな石鹸です。
昔ながらの釜焚きですので、石鹸をつくったときに出来る天然グリセリンがたっぷりと含まれています。
原料にロ-レルオイルが含まれているのはシリアオリジナルの製法で、
洗浄効果を高め、またその香りの良さは天然の香料の役割を果たしています。
自然素材をベ-スに造られ、昔ながらシリアの人々に愛用されてきた素朴な石鹸です。
原料のオリーブオイルは人の肌の成分に近いオレイン酸を多く含み
スクワレン、ビタミンの効果によって洗い上がりのお肌になめらかな潤いを残してくれます。
ハラブ石鹸は真空パックされているため香りや品質に影響がありません。
・ローレルオイル 10%・オリーブオイル 90%
【品名】 ハラブ石鹸
【原材料】 オリーブ油・月桂樹・苛性ソーダ
【内容量】 200g
【原産国】 トルコ
石鹸製造地のアレッポ市が攻撃により、工場 病院、学校などが破壊され
多くの犠牲者が出ています。
アレッポの石鹸職人達の多くはアレッポを去り国外へ避難し難民となり
一方で政府支配地域に移動し生産を続ける者に分かれました。
アルモニで販売する石鹸の工場は破壊され
アレッポの石鹸職人達はトルコに逃れ難民となりました。
言葉も通じないトルコで、石鹸職人達は様々な問題を乗り越え工場設立に至りました。
幸運だったのは、アレッポでは困難だった原料のオリーブオイル、ローレルオイル
の確保ができたことでした。
それに加え、気候がアレッポとそれ程違わず、 アレッポで作ってきたように製造出来たことです。
品質管理においてとても重要でした。
そして、何よりも石鹸職人の皆さんの命の安全が確保出来たことが、
トルコでの工場立ち上げと製造再開が実現できた最大の要因でした。
石鹸職人達は、トルコで難民生活を送っているシリア人を雇い、
生活の支えになることに誇りを持って石鹸を作り続けています。